「コーヒー豆について」カテゴリーアーカイブ

ネパールのお土産は日本人にお馴染みの「ドリップバッグコーヒー」をおすすめします!

お土産にはドリップバッグが最適です。

 

旅行に行くとお土産は何にしようか〜…

と迷うもの。

置き物や飾り物などは好みに合うか分からず、

あとあと邪魔になってしまうことも…心配ですよね。

 

やはりお土産は食べきり飲みきりの

「残らないモノ」がオススメです。

 

日本ではまだそれほど知られていないネパールコーヒー。

日本のコーヒーショップでもそれほど多くは見かけません。

だからこそ日本の友人や家族にネパールのコーヒーをお土産にしたくなります。

 

でも実際に買うときに迷うのが

豆にするか… 粉にするか…

グラインダーをもっている人になら絶対に豆で買って行ってあげたい…でも…わざわざ持っているか聞くのもあれだし…

…と迷うものですよね。

お店の来られたお客様がよく悩んでおられるのを目にします。

 

そんなときのベストチョイスがあります。

ドリップバッグコーヒー!

 

これは特にバラマキ系のお土産に最高です。

日本ではなかなか飲めないネパールコーヒー。

お湯を沸かせば家でもオフィスでもどこでも簡単に飲めます。

グラインダーもドリッパーもいりません!

ドリップバッグコーヒーは日本人にはお馴染みですから

特に説明する必要もありません。

たいへん喜ばれるお土産です。

 

「モノ」は後に残らず、

残るモノといえば、美味しいコーヒーの余韻。

そして、忘れずにお土産を届けてくれた友人の優しい気遣い。

 

本当にちょうどいいお土産なんです。

 

ポカラのお店情報はこちらから。

ポカラ発!ネパール珈琲100%のドリップバッグ発売中!

 

カトマンズでも入手できます。

カトマンズで絶対にオススメのお土産屋さん!「ネパール ガネーシャ」を紹介します。

 

ネパール人にとっての「オーガニックコーヒー」とは?

最近のカトマンズやポカラで増えてきたコーヒーショップ。

カトマンズではそこらじゅうにカフェがあります。

ポカラでもどんどん増えている今日この頃。

スターバックスに代表されるシアトル系深煎りコーヒー、

セカンドウェーヴ的な店舗がほとんどです。

 

店舗名によく「ORGANIC」の言葉が入っています。

本当にオーガニック??

 

答えは、いいえ。

残念ながら私たち日本人が考えるような「オーガニック」ではありません。

 

ネパール では「ネスカフェ」等のインスタントコーヒーが今でも主流。

実はそれ以外の焙煎コーヒーのことを「オーガニックコーヒー」と呼んでいます。

そう、決してオーガニック認証があるコーヒー、というわけではないのです。

 

インスタントではないものはオーガニック。

焙煎コーヒーのことをネパールでは「オーガニックコーヒー」と言います。

 

カトマンズで絶対にオススメのお土産屋さん!「ネパール ガネーシャ」を紹介します。

カトマンズでオススメのお土産屋さんを紹介します。

 

世界遺産パタンのダルバール。

そのすぐ近くにある、ネパールのお土産屋さんの中ではとっても有名なお店。

 

「ネパール ガネーシャ」

 

オーナーの日本人女性のセンスを感じさせるとても素敵なお店です。

ここの魅力はとっても綺麗なディスプレイ!

ついつい楽しく盛り上がってしまいます。

 

こちらのお店のコンセプトは、

「日本に帰ったら、ばら撒けるお土産」。

ですので、安価で小さめなばら撒きやすいお土産がバッチリ揃っています。

ガイドブック「地球の歩き方」に紹介されている「お土産コレクション」にあるグッツもたくさん揃っています!

パタンを観光の際には是非訪ねてみてください。

 

こんな有名店「ネパール ガネーシャ」様に当社のコーヒーも扱っていただけることになりました。

上の写真、ドリップバッグのパッケージは、最近のイチオシ商品です!

ネパール滞在中のホテルやトレッキングのお伴に最高です。

他にもお土産用のコーヒーがあります。

 

パタンにお越しの際は、お土産屋さん「ネパール ガネーシャ」まで是非足を運んでみてください。

 

「ネパール ガネーシャ」

年中無休

営業時間9:15~18:00

完成!『ラトナ・ヒマラヤン・ルアック』ネパール産ルアックコーヒーを飲んでみる

  先日見つけた宝物! ネパール産ルアックコーヒー。

先日見つけたルアックの糞らしきパーチメントコーヒー。

インドネシア産で有名なあの幻の超高級コーヒーのネパール 版。

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ここから取り出した生豆が完成しました。

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ついに焙煎して飲むことができます。

 

ネパール産ルアックコーヒーを初焙煎!

今回は少量なので「煎り上手」という焙煎器具を使います。

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うーん!なかなか良い感じに焙煎できました。

焙煎中には普段のコーヒーよりも一層甘い香りが。

 

煎りあがったコーヒー豆、シワの色は白っぽく明るい色ですので、ウォッシュド精製のもののように見えます。

ルアックが食べることですぐに果肉が除去されることを考えると、ウォッシュド精製に近いのかもしれません。

でもそのまま水洗いはしないわけですから…パルプドナチュラルの要素も…ということは…、名付けて腸内パルプドナチュラル??

ルアックコーヒーでいいですね。

 

焙煎した豆を見てみますと、通常の焙煎豆よりも不思議なツヤツヤ感のようなものがすごいです!ワックスが塗ってあるかの様。

なぜでしょう…ルアックのお腹の中でしばらく過ごした豆だからなのでしょうか。

観察はこのくらいにして、飲んでみたいと思います。

 

ネパール産ルアックコーヒーを頂きます!

飲む前に、勇気を出して…まずは一粒、直接食べてみました 。

(動物の糞を始めて食べました…)

 

うん…、通常のネパール 産コーヒーの味とそれほどかけ離れてはいないお味です。

 

それでは、ペーパードリップで淹れて頂きましょう。

 

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ちょっと少なめですが、遂に完成です。

命名 「ラトナ ヒマラヤン ルアック!」

 

さて

飲みます!

 

美味しいです!!

味の質としては通常のものとそれほど変わりません。

ナッツ系の香ばしさにチョコ系の甘みが広がるいつもの美味しいネパールコーヒー。

 

でも、なんでしょう…すごい!すごいコクがあります!

コクというか、マイルドなオイル感のような独特な口当たり。

通常の精製とは明らかに違う口当たりと後味でした。

 

いつかこれを商品化したいと思います!

「ラトナ ヒマラヤン ルアック」

お楽しみに〜!

 

 

 

 

ネパール・ポカラ産のコピ・ルアク! グリーンビーンズが完成!

 先日見つけた宝物!ネパール産ルアックコーヒー。

先日見つけたルアク・コーヒーらしきもの。

しっかりと洗浄して、さらに天日乾燥させました。

 

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このパーチメントコーヒーを脱穀して、グリーンビーンズを取り出します。

少量なのでシロウタ(家庭で香辛料を潰すための道具)を使います。

 

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十分に乾燥していますので、綺麗に脱穀出来ます。

ふ〜!っと風を当てると、薄皮は飛んでいき、中のグリーンビーンズが残ります。

 

そして、ついに完成です。

 

ネパール産ルアックコーヒーの生豆完成!

ネパール産ルアックコーヒー!

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これはすごい!欠点豆がほとんどありません!

小粒ですがすごく粒が揃っています。

ジャコウネコ君、

熟した美味しい実だけを!そして喉に通るサイズだけ!

食べたのですね。

 

予想以上にとても綺麗な生豆が完成しました!

 

さてさて焙煎に移ります。

少量ですが一杯以上は十分に飲めそうですね。

 

 

もしかして大発見?ネパール産のコピ・ルアク!

ネパールのコーヒー農園で、超高級食材発見!

先日ポカラ周辺のとある農園でコーヒーを摘んでいたら、

なんと!!!こんなものが!!!

 

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こ…こ…こ…これは  もしや!!!???

 

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あのインドネシア産で有名な超高級そして幻のコーヒー!

「コピ・ルアック」のネパール版!?!?!?

 

ジャコウネコによって作られる幻のコーヒー「コピ・ルアック」

美味しいコーヒーチェリーだけを選り好みして食べるジャコウネコ。

その糞を採取して、消化されずに残っている種子部分から作るのが幻のコーヒー「コピ・ルアック」。

 

超超高価で喫茶店で一杯数千円すると言われるコーヒー。

それが!ここネパール産で生産できるかもしれません!

 

さっそく、ネパール版「コピ・ルアック」を精製します!

とりあえず採取。

 

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猫の毛のようなものが多く残っています。

かなり乾燥し、糞の水分が乾ききったような状態に見えます。

 

不思議です。

糞なのに、

私の目にはもう高級食材にしか見えません…

 

ジャコウネコについて調べてみる。

ジャコウネコの生息分布図

 

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この図ではポカラにはギリギリかかっていないように見えますが、実際には生息している可能性大です。

 

実際にその動物を見たことのある現地の方に聞いて見ました。

大きな猫のようなもので、立派な模様がある、尻尾がふさふさで普通の猫とは全然違う、夜行性。

 

ほぼ間違えなさそうです。ジャコウネコの特徴にほぼ一致です!

 

ネパール産「コピ・ルアック」パーチメントコーヒー

勇気を出して、とりあえず、飲むしかありません。

ということで、水洗いして現在パーチメント状態で天日乾燥中!

 

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すでにかなり乾燥していますので、近く焙煎して飲めることでしょう。

とても楽しみです!

 

 

『年金に等しきコーヒー』ーネパールのコーヒー生産について伝える新聞記事。

最近の新聞記事。(2017,2月17日付,カンティプル紙)

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ネパールのコーヒー生産について伝える全国紙。

タイトルは、「年金に等しきコーヒー」

 

他の農産物に比べて2倍から3倍の収益が得られること、

ネパール全体で1年間に海外から8千トンの注文があるが、現在の生産高は434トンしかないこと、

ネパールの山岳部にはコーヒー栽培に適した土地がまだまだふんだんに残っていること、

適正な苗木の植え付け密度等植え付け時の注意点、

木をよく世話すれば40年近く毎年収穫が期待できること、

大まかな湿式の精製方法、

気をつけるべき病気の種類とその対策、

現在の買取相場、 などなど。

詳しく書かれています。

 

日本のような年金保険制度が整っていないネパール。

農村部でも安定収入が見込めるとあって、コーヒー栽培の人気が高まっています。

ますます広がっていきそうです。

 

ネパール。

量も質もまだまだこれからだけど、

いつかコーヒーの主要生産国になることでしょう!

 

 

 

 

ネパールコーヒー輸入の際はご注意ください。

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隣国インドのコーヒーが輸入され、ネパール高標高地のコーヒーとして市場に出回っています。

日本に輸入の際には仕入れ・精製ルートをよくご確認ください。

 

収穫、グレーディングから乾燥まで機械化され大量生産されているインドコーヒー。現在ほぼ全てが手作業のネパールコーヒーは価格的に全く太刀打ちできません。

現在ネパール産はインド産の2倍以上の値段に。(生豆)

そのためインドから生豆を仕入れてネパール産オーガニックコーヒーとして販売する手法がネパール国内横行中です。

ポカラ、レイクサイドのカフェで「ネパールオーガニックコーヒー」として扱われているコーヒーもほぼ8割が実はインド産。

今の所、このような産地偽装がネパール国内で取り締まわれることはない現状です。

郡のコーヒー庁は「インドのコーヒーをネパールのコーヒーと言って売っちゃダメだよ〜」と把握しているにもかかわらず、軽く助言をするだけという…。

今後もしばらく改善されそうにありません。

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中にはネパール産の生豆とインド産の生豆を混ぜて売っていると噂になっている輸出業者もあります。

一時的な儲けに走っている一部の業者のためにネパールコーヒーの味が間違って発信されてしまうのは非常に残念です!

これまでのマーケットを失ったコーヒー農家や農協もこの状況にどう対応するか頭を悩ませている様子。

悲しい現実です。

 

ネパールコーヒーを輸入の際は十分にご注意ください。

 

当社はあくまでもネパール産を扱っていきます。

産地農協まで特定できるようパーチメントで確認して仕入れていますが、精製過程をよりしっかり確認する必要が生じています。