インドの物流封鎖が始まって既に3ヶ月。
ネパール国内のガス・ガソリン等の燃料事情は今も深刻な状況。
インドから個人的にガソリンを持ち込みネパール国内で高値で売るブラックマーケットが以前よりも充実し、それにより国内の交通機関は当初よりも動いています。
観光地のホテルやレストランではなんとかガスを手に入れているところが多いようです。それでも通常通りじゃんじゃん使うわけにはいきません。停電の多い中できる限り電気調理器具を駆使。メニューを限定して、ガスを最大限に節約しながら頑張っています。
とても高額な燃料。当然庶民には手が出せません。今ほとんどの家庭が薪を用いて料理をしています。
町を行き交う薪をのせたタクシー。
約20kg(だいたい両手に抱えられるくらい)の薪が約600ルピー(約750円)で売られています。600ルピーといえばネパールの平均日給をはるかに上回る金額、かなりの高額です。
薪の値段も高騰していますが、他に方法がないので仕方ありません。燃料危機は庶民の生活をかなり圧迫しています。
私たちラトナヒマラヤンコーヒーでは店舗用のガスについては今のところ手に入れることができています。未だ先が見えない状況ですが、工夫しながらこの状況を乗り越えていきたいと思います。