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あまり目立ちませんが…この看板を目印に!

レイクサイドからポカラの街の中心に向かって徒歩約20分。

マレパタン地区にあるサンティナガルのチョウタラ(大きな菩提樹の木)の近くに、ポカラのお店があります。

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あまり大きくないのですが、こんな看板が目印です。

近くまで来てわからなかったら、「ジャパニーズ・カーフィーショップ・カハンチャ(どこ)?」っと近くの誰かに聞いてみてください。

数人に聞いていただければ、誰かしらわかる人に出会えるのではないかと思います…たぶんですが。

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店内では当社のコーヒー商品を卸値価格でご購入頂けます。

もちろんコーヒーもお飲み頂けます。

では、ご来店お待ちしております。

 

試飲ショップ(?)を併設しました。

ポカラ、マレパタンにあるラトナ・ヒマラヤン・コーヒー。

焙煎・包装をしている工場の隣に試飲ショップを開設しました。

試飲といっても、有料ですが…

地元の人にコーヒーの淹れ方も見ていただいて、ネパールでのコーヒー文化の普及につながれば嬉しいです。

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Ratna Himalayan Coffee Tasting Shop

8:00-18:00 土曜定休

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村人のコーヒー その①ー天日乾燥し過ぎのパーチメント豆。焙煎して飲んでみる。

見たことのない色のパーチメントコーヒーがやって来た…

とある村人が担いで持って来てくれたパーチメントコーヒー。

普段見るのとは明らかに違う。

かなり褐色化している。

 

聞いて見たところ、

2、3ヶ月も天日に干し続けたという…

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果たしてどんな味のコーヒーになるのだろう…

 

果たして中身は? 恐る恐る生豆を取り出してみる…

ということで、まずは生豆を取り出してみます。

 

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左が取り出した生豆。見ての通り、中の生豆も驚きの褐色です!

 

右はニュークロップの生豆ですが、違いは歴然です。

生豆に混じってたら間違えなく欠点豆として取り除かれるでしょう…。

 

これ、オールドクロップの生豆に似ているような…

この豆、オールドクロップとして扱われる収穫年から3年以上経過した生豆とちょっと雰囲気が似ています。

角の取れたとてもすっきりとした味、悪く言えば平坦な味…とも言われるオールドクロップ。

この干しすぎパーチメントの豆もそんなふうになってたら嬉しいなぁ…と、かすかな期待をしつつ焙煎してみます。

 

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右が今回の干しすぎパーチメントの焙煎豆。左が通常の焙煎豆。

干しすぎパーチメント豆も問題なく焙煎できました。

むしろ通常のものよりよく膨らんでいて美味しそう。

豆の切れ目が白く残り、一応ウォッシュド精製であったことも判明。村人は手間をかけてくれた様子ですね…。

 

超天日干しコーヒー。頂きます!

焙煎中は通常の豆よりちょっと香が弱い感がありましたが、

味はどうでしょう?

飲んでみたいと思います。

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ビックリ!! 美味しいです!!ホントに!!

 

香りはやはり弱めですが、雑味のないすごくすっきりとした味。

平坦と言えば平坦ですが、これはこれで好きな人が絶対にいます!

ウォッシュド精製なのもスッキリ感の理由かもしれません。

 

もっと浅めに焙煎しても美味しいかもしれません。

 

使い物にならないかな…と思っていた豆でしたが、以外な結果になりました!

 

 

村人のコーヒー その①ー天日乾燥し過ぎのパーチメント

ポカラ周辺の村人がよく生豆を売りに来てくれます。

よく勉強しておられる方から自己流の超適当精製…のものまで、やってくる生豆は様々。

摘んだばかりのレッドチェリーもあれば、コッコ、パーチメント、グリーンビーンズまでいろんな形でやってきます。

収穫期後半に雨が降りはじめるネパールの気候を考えるとウォッシュド精製が最も適していそうなのですが、まだその方法を知らない村人が持ってきてくれるいろんな豆を焙煎して飲んでみる。

これはこれでなかなか楽しい経験です。

 

最近やってきたパーチメント。みるとやけに赤茶っぽく色づいています。

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通常のパーチメントと比較すると違いは歴然。(袋に入っているのが通常のもの)

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一見、パルプドナチュラル精製で作られたパーチメントのようにも見えるのですが、でも実は聞くとこのパーチメント、2、3ヶ月間も天日干ししていたそうです。

パーチメントの場合、天日乾燥はたいてい10日から2週間くらいですが、「よーく陽に当てるらしいよ…」という噂を聴いて、ひたすら干しておいた…と。

さて、中の豆はどんな様子なのでしょうか?

 

 

 

地図アプリ「MAPS ME」でポカラ本店の場所を検索できます。

海外旅行に欠かせない最強アプリと言われる、オフライン地図アプリ「MAPS ME」。

ラトナヒマラヤンコーヒーのポカラ本店が地図に掲載されています。

ネパールの地図をダウンロードしてから「ratna himalayan coffee」と検索。

すぐに当店をみつけることができます。

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お越しの際はどうぞご活用ください。

雹の季節がやってきました。

7000メートル級の山々が間近に迫るポカラ市。

春の天気は非常に変わりやすくて、数時間後の予想もつきません。

この気候、コーヒーの生産者にとってはとっても不都合…。

雲行きが怪しくなると、急いで天日干し中のコーヒー豆をしまわなくてはなりません。

そして収穫真っ最中の3月から4月、さらにコーヒー生産者の敵となるのが、たびたび降る雹です。

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それほど大きくはなく直径1cmから大きくても3cmくらい。

でも、積もるように降ります。

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コーヒーは実の中の種子を食べますから雹に当たってもそれほど問題はないのですが、やはり枝が折れてしまうと来年の収穫に影響します。

雹対策という意味でも、シェードツリーがしっかりと茂った環境が良さそうです。

 

 

イエロー・カツーラとレッド・カツーラ、味の比較をしてみる。

ネパールで生産されているコーヒーはほぼ全てがアラビカ種。

アラビカ種の中にもさらに多くの種があり、ネパールでもティピカ種、ブルボン種、カツーラ種、カツアイ種といった様々な種が混在しています。

ネパールで最近注目されつつあるのが、イエロー・カツーラという品種。

まだまだ数は少ないものの、生育がよく実の付きも安定していることが観察されています。

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イエロー・カツーラはその名の通り黄色い実のコーヒー。たいていのコーヒーは赤い実ですので、その希少性ゆえに少し高めに取引されます。

ネパールでは将来への投資として自分の土地にコーヒーを植えたいという方が現在急増中。そして、多くの方がせっかく植えるなら高く売れる可能性のある品種をと考えておられます。そこで注目されているのがこの黄色い実のコーヒー。

実際にレッド・カツーラとイエロー・カツーラ。味にはどんな違いがあるのでしょうか。

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生産者の土地にちょうど二つ並んで植えられているのを発見。[写真手前:レッド・カツーラ、写真奥:イエロー・カツーラ]

隣同士の木、同じ年に植えられた木、同じ生育条件。

果たして赤と黄色、味にどんな違いがあるのか。これから確認してみたいと思います。

今回は、特徴のある味わいが出やすいと言われるナチュラル精製でいきます。それぞれの木から約150粒づつ収穫。

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バケツの水につけて、水に浮く実を取り除きます。

あとはしばらく天日干し。

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そして、飲める日を待ち望みつつ、ひたすら乾かします。

最近はまだ気温が低く日差しが弱いので乾燥が完了するまで一ヶ月以上はかかりそうですが、水分量13パーセントを目指して辛抱・・。

さて味にどんな違いがでるのか?とても楽しみです。

こんな楽しい実験ができるのは生産国に住んでるゆえの特権ですねぇ。

 

 

ネパールでペーパードリップの普及を目指します。

朝起きると、ネパール人のほとんどはやっぱり一杯のチヤ。

チヤを飲んで、1日が始まります。

「おはよう、チヤ飲んだ?」「飲んだよー、君は?」と道端での挨拶にまではっきり表れている紅茶文化。

紅茶に関するネパール人の舌はかなり肥えています。

だからこそ、インドのダージリンティーと並んで評価されることもあるネパール産高級紅茶イラムティーが生まれたのでしょう。

歴史を通じて英国との関わりが強いネパール、紅茶に関しては間違えなく世界基準です。

 

ではネパール人の思うコーヒーとはどんなものでしょう?

ネパールの若干標高のある田舎には大抵の村にコーヒーの木があります。

村人は自分で実を摘み、天日で乾燥させます。

鉄鍋で煎ったコーヒーを石臼で潰して粉状にし…(と、ここまではイメージ通りなのですが)

それを煮立たせた紅茶の中に入れて、紅茶にコーヒーの風味を加えて飲むのです。

つまり、大方のネパール人にとってコーヒーとはチヤに入れる様々な香辛料の中のひとつ。

さすが紅茶の国ネパール、常に紅茶中心です。(正直これはこれでとっても美味しい)

 

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美味しいコーヒーが生産されるネパール、でもここはやっぱり紅茶の国。

この紅茶の国から、外国が求める質の高いコーヒーが産み出されていくためには、やはりもっともっとネパール人がコーヒーを飲まなくてはなりません。

ネパール人がもっとコーヒにうるさくならなくては。

 

そこで、私たちラトナヒマラヤンコーヒーはネパールでのペーパードリップの普及を目指しています。

ペーパードリップは簡単な器具で淹れられるコーヒーの抽出法。

実際に私たちのお店で飲むコーヒーの香りと味わいに惹かれ、自宅でドリップ式で淹れるためにドリッパーやペーパーなどの器具を購入されるネパール人の方々も増えてきました。

ペーパードリップのやり方を尋ねてくださるお客様には、スタッフが丁寧にご説明させていただいています。

 

 

ネパール燃料危機の続報

インドの物流封鎖が始まって既に3ヶ月。

ネパール国内のガス・ガソリン等の燃料事情は今も深刻な状況。

インドから個人的にガソリンを持ち込みネパール国内で高値で売るブラックマーケットが以前よりも充実し、それにより国内の交通機関は当初よりも動いています。

観光地のホテルやレストランではなんとかガスを手に入れているところが多いようです。それでも通常通りじゃんじゃん使うわけにはいきません。停電の多い中できる限り電気調理器具を駆使。メニューを限定して、ガスを最大限に節約しながら頑張っています。

とても高額な燃料。当然庶民には手が出せません。今ほとんどの家庭が薪を用いて料理をしています。

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町を行き交う薪をのせたタクシー。

約20kg(だいたい両手に抱えられるくらい)の薪が約600ルピー(約750円)で売られています。600ルピーといえばネパールの平均日給をはるかに上回る金額、かなりの高額です。

薪の値段も高騰していますが、他に方法がないので仕方ありません。燃料危機は庶民の生活をかなり圧迫しています。

 

私たちラトナヒマラヤンコーヒーでは店舗用のガスについては今のところ手に入れることができています。未だ先が見えない状況ですが、工夫しながらこの状況を乗り越えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ガンドゥルック村のゲストハウス「グルンコテージ」

ご飯の美味しいオススメのゲストハウス!

アンナプルナエリアのガンドゥルック村にあるゲストハウス

「グルンコテージ」を紹介します。

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ゲストハウスのバックにそびえるアンナプルナ・サウス!

ヒマラヤ、アンナプルナ・サウスを眺められるガンドゥルック。

その村の比較的上部に位置するゲストハウス「グルンコテージ」です。

季節の花が綺麗に飾られた、石造りの素敵なコテージ。

部屋代は600ルピー前後、食事も500ルピー前後のリーズナブルなコテージ。

ガンドゥルックの集落を上に登っていくと、下の看板が目に入ります。ちょっと小さいので見逃さないようにご注意。

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この看板の横のゲートを入っていくとコテージです。

自家栽培のオーガニック野菜がとっても美味しい!

ここの一押しはオーガニック野菜を使ったネパールではおなじみのダルバート。

好きなおかず食べ放題です。

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コテージ横の畑で採れた新鮮野菜を使った料理。

最高に美味しいです!

野菜は全てオーナー自ら無農薬で育てておられます。

美味しいコーヒーも飲める!

実はこちらのオーナーのグルンさん、大のコーヒー好き!

毎日その日の分だけ、コーヒー豆をグラインドして、フレンチプレス方式で提供してくださいます。

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ヒマラヤ山脈に包まれながら、美味しいコーヒーはいかがですか?

コーヒー好きにおすすめのコテージです!

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ポカラからのトレッキングで「ジヌー温泉」へ