村人のコーヒー その①ー天日乾燥し過ぎのパーチメント

ポカラ周辺の村人がよく生豆を売りに来てくれます。

よく勉強しておられる方から自己流の超適当精製…のものまで、やってくる生豆は様々。

摘んだばかりのレッドチェリーもあれば、コッコ、パーチメント、グリーンビーンズまでいろんな形でやってきます。

収穫期後半に雨が降りはじめるネパールの気候を考えるとウォッシュド精製が最も適していそうなのですが、まだその方法を知らない村人が持ってきてくれるいろんな豆を焙煎して飲んでみる。

これはこれでなかなか楽しい経験です。

 

最近やってきたパーチメント。みるとやけに赤茶っぽく色づいています。

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通常のパーチメントと比較すると違いは歴然。(袋に入っているのが通常のもの)

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一見、パルプドナチュラル精製で作られたパーチメントのようにも見えるのですが、でも実は聞くとこのパーチメント、2、3ヶ月間も天日干ししていたそうです。

パーチメントの場合、天日乾燥はたいてい10日から2週間くらいですが、「よーく陽に当てるらしいよ…」という噂を聴いて、ひたすら干しておいた…と。

さて、中の豆はどんな様子なのでしょうか?